OpenID ファウンデーション・ジャパンからのお知らせ
米国 NIST SP 800-63 Digital Identity Guidelines[ SP800-63 rev4 draft ]が公開されました。
このガイドラインは米国政府機関が提供するデジタルサービスでの活用を前提としていますが、歴史的に各国政府機関や民間サービスでも参照されることが多く、日本国内でも大きな影響を与える可能性があります。
現在、Public Review Period のため、今後最終版に向けて多少変更が入ることも予想されますが、OIDF-J 翻訳 WG では draft 版の翻訳ならびに本ガイドラインの概要について紹介するイベントを開催します。
なお、今回はハイブリッド開催となりますので現地でもご参加いただけます(OpenIDファウンデーションジャパン会員企業優先とさせていただきます)。
お申し込み・詳細はこちらをご確認ください。みなさまのご参加、お待ちしております!
※ 翻訳 WG は個人参加を対象とした WG であり、また過去開催した NIST SP800-63-3 関連のイベント企画者を中心に進められました。
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OpenIDファウンデーション・ジャパン:contact@openid.or.jp
OpenIDファウンデーション・ジャパン KYC ワーキンググループでは、OpenID Connect の身元確認への利活用に関して継続して議論を続けています。今年もワーキンググループで議論してきた内容について成果発表を
※KYC: Know Your Customer(顧客確認)
また、オンラインにおける本人確認のあり方について、個人の KYC のみならず法人 KYC についても仕様の最終化に向けてグローバルで検討が進んでいるOpenID Connect for Identity Assurance と日本国内における適用シナリオ等を通じて解説いたします。
開催概要
今回は Google Chromeでオリジントライアルが始まり、形が見えてきた Federated Credential Management API(FedCM) に関して、
直前のお知らせになりますが、4/30 に OpenID Foudation 主催の OpenID Foudation Virtual Workshop というイベントが開催されます。
US 側の各 WG の最新動向のレポートが主になります。
タイムテーブルの確認や申し込みはこちらのサイトからお願いします。
https://www.eventbrite.com/e/openid-foundation-virtual-workshop-tickets-143831524963
米国OpenIDファウンデーションがオーストラリアの標準化チームと連携して、2021年5月4日にワークショップを開催します。
5月4日に開催されるワークショップでは、FAPI 2.0を含むFAPIロードマップ、PARやCDRテストを含むFAPIコンフォーマンステストのデモンストレーション、コンフォーマンステストを経たAU FAPI実装のライブデモンストレーションなど、より深い技術的な内容となっています。
日本からも参加しやすい時間となっておりますので、ぜひこの機会にお申し込みください。
そのほか、詳細・申し込みはワークショップのページをご確認ください。
OpenID Connectと身元確認/KYCのトレンドと題し、OpenID Foundation Japanが進めるKYC WGの成果発表会を開催します。
今回はより多くの方に成果発表を聞いていただきたく、会員企業以外の方も参加無料となります。
リモート開催のため特に定員は設けませんが、おおよその参加者数や録画公開時の事務連絡等のため、視聴希望の方はみなさんこの Connpass にお申込いただけると幸いです。
KYC WGは今年度も継続予定ですので、ご興味ある方は奮ってご参加ください!
OpenIDファウンデーション・ジャパン KYCワーキンググループでは
金融機関や携帯電話事業者などにおける現状の身元確認やKYCの課題の分析や
次世代のあるべき姿に関する議論を行なっており、
昨年初頭に「サービス事業者のための本人確認手続き(KYC)に関する調査レポート」を公開しました。
レポート公開から約1年、コロナ禍の終息が見えない中オンラインにおける身元確認、
いわゆるeKYCに関する世間の関心は大きなものとなってきており、
当ワーキンググループでも「継続的顧客確認の現状調査」、「法人KYCの現状調査」、
「次世代KYCのあるべき姿の定義」などのテーマで議論を続けてきました。
また、米国OpenID FoundationのeKYC and Identity Assurance Working Groupにおいても
OpenID Connect for Identity Assuranceの次のImplementors draftに向けた仕様のブラッシュアップや
法人KYCへの対応が進む、などグローバルでも身元確認やKYCはOpenID Connectにとっても大きなチャレンジの一つとなっています。
今回のBizDayではゲストに経済産業省様をお迎えして、現在の身元確認やKYCの現状や課題、今後ますます進むであろうオンライン取引における身元確認のあるべき姿について当ワーキンググループで議論してきた内容についてお届けいたします。
講演の URL は後日こちらでもお知らせしますが、下記 OpenID Foundation Japan 公式 YouTube チャネルにご登録いただくとスムーズにご覧いただけるかと思います。
https://www.youtube.com/channel/UC51IVklJgkZ7cCY8XNvjF5g
講演各20分 - 30分程度、全公演終了後に視聴者からの質問にお答えする時間をご用意する予定です。
2020/11/12 (木)にOpenID BizDay #13を開催します。
今回のOpenID BizDayのテーマは、「安心・安全の先にある『便利な銀行』を考える」と題し、電子決済等代行事業者協会と一緒に共同開催です。
Fintech事業者が描く新たなビジネスモデルをはじめ、オープンAPIのニーズと現状の課題等を解説するとともに、FAPIの概要や、各国のガイドラインから見るセキュリティポイントをわかりやすくお伝えします。
今日、口座情報や取引履歴の参照はもとより、送金・決済など、Fintech事業者をはじめとするサードパーティーを介した金融サービスの利用は、私たちの生活において不可欠となりつつあります。
また、ユーザについてのデータや機能をサードパーティーに提供するには、金融機関による「オープンAPI」の取り組みが必要ですが、各銀行の足並みが揃わない点や、APIを提供する銀行には高いセキュリティ水準の担保といった課題があります。
このような動きの中で、米国OpenIDファウンデーションでは、金融サービスAPIのセキュリティに適したFinancial-grade API(通称 FAPI)の仕様策定を進めており、この年末に標準が確定する見込みです。
オープンAPIのニーズと現状の課題をはじめ、Financial-grade API(通称 FAPI)の概要・必要とされる背景・世界の動向についても触れていきたいと思います。ぜひ、皆様のご参加お待ちしております。
お申込はPeatixよりお願いします。
来る2020年1月24日(金)に渋谷ストリームホールにて、OpenID Summit Tokyo 2020を開催する運びとなりました。
開催概要はこちらをご確認ください。
なお、参加受付は2019年11月上旬を予定しております。
みなさまのご参加お待ちしております。
開催日時:2020年1月24日(金)10:00 - 18:00予定
会場名:渋谷ストリームホール
主催:一般社団法人OpenIDファウンデーション・ジャパン
参加費:無料
お申込受付:2019年11月上旬(抽選予定)
参加人数:250名
詳細: https://www.openid.or.jp/summit/2020/
一般社団法人OpenIDファウンデーション・ジャパン(代表理事:楠 正憲、「以下、OIDF-J」)は、国立情報学研究所(所長:喜連川 優、「以下、NII」)と共催で、2017年9月15日(金)に「Japan Identity & Cloud Summit 2017(以下、JICS2017)」を3年振りに開催いたします。
JICS2017は、IoTセキュリティやオープンAPIなど様々な技術の共通の課題であるDigital Identity技術について、エンタープライズ、コンシューマー、アカデミック、ガバメントまで幅広い業界のエキスパート達が一堂に会する日本最大のカンファレンスです。
それぞれの分野のエキスパートがわかり易く説明し、最新情報や将来のビジョンを来場者の皆様と共有いたします。
Digital Identity技術はここ10年の間、標準化や研究が進んだだけではなく、コンシューマー市場で多くの経験を積み、さらにはエンタープライズ市場でもIT基盤の重要な構成要素として活用されるようになりました。
また、Digital Transformationの流れの中、Cognitive & AI、Big Data、Ubiquitous Sensors、Blockchainと次々と革新的な技術が出現してきましたが、具体的なサービスを展開する上でDigital Identity技術を上手く組み合わせられるかどうかが重要となります。
JICS2017の開催テーマを「Cross to Share」とし、様々な分野の人々により熟成されてきたDigital Identity技術を、それぞれの分野のエキスパートがわかり易く解説し、JICS2017というDigital Identity技術が交差する『場』にご参加いただき、皆様と有用な情報を共有できればと考えております。
名 称:Japan Identity & Cloud Summit 2017
会 期:2017年9月15日(金)9:30〜17:45 (9:00〜受付開始)
会 場:ANAインターコンチネンタルホテル東京
主 催:国立情報学研究所、一般社団法人OpenIDファウンデーション・ジャパン
協 賛:KDDI、野村総合研究所、OpenID Foundation、ノーサレンダー
後 援:文部科学省、総務省、経済産業省
入 場:無料
公式サイト: https://nosurrender.jp/jics2017/
来場者数 :800名予定
JICS 2017は、エンタープライズからコンシューマー、アカデミック、ガバメントまで、幅広い業界をカバーする一方で、個々のセッションは、初心者の方から、専門家の方にまで有意義で非常に濃い内容のものを予定しています。皆様のご参加お待ちしております。
■ OpenIDファウンデーション・ジャパンについて
日本におけるOpenID関連技術の普及啓発に留まらず、エンタープライズ・フェデレーションや、安心してIDを利用できる環境の整備、プライバシー保護の推進などの啓発活動を通じて、オープンなAPIエコシステムの成長を支援しております。
■ 本リリースに関するお問い合わせ先
担当:曽我 (Tel: 03-5790-9450 Email: contact@openid.or.jp)