事務局メンバーによる、OpenID関連のあれやこれや
OpenID Foundationは、Australian Digital Trustコミュニティグループ(ADT CG)を通じて、Exposure Draft Privacy Amendment (Personal Data Protection) Bill 2026に関するオーストラリア政府の意見募集に回答しました。この意見募集は、オーストラリアのプライバシー法の現代化と強化を目的としています。
回答はこちらからご覧いただけます。回答では、オーストラリアのトラストスキームの下で事業を行うIDプロバイダー、ウォレットプロバイダー、資格情報の発行者、検証者、ブローカーにとって、本法案が実際にどのように機能するのかを取り上げています。
ダイレクトマーケティング、研究、大規模デジタルプラットフォームに関する規定は対象としていません。
ADT CGは政府に対し、デジタルアイデンティティスキームに共通する機能に本法案がどのように適用されるのかを明確にするよう求めています。これには次のものが含まれます。
回答では、それぞれの分野について、課題と具体的な要望(確認、具体例の提示、規制当局によるガイダンスなど)を示しています。
ID Partnersの共同創設者であり、ADT CGの共同議長でもあるDavid Hyland氏は、次のように述べています。「オーストラリア政府には、本法律を施行する際に、相互運用性を引き続き重視し、既存の能力を活用することを推奨します。OpenID Foundationの標準は、オーストラリアやその他の国々においてインフラを保護するうえで、今後ますます大きな役割を果たすと考えられます。グローバルなオープン標準団体の一員として、オーストラリアのコミュニティを支援する機会を歓迎します。」
ADT CGは、オーストラリアのコミュニティに対し、OpenID Foundationが提供する無料のオープンソースのテストを活用するよう推奨しています。実装者はこのテストを使って、自らの導入環境が仕様のセキュリティ、プライバシー、相互運用性、スケールに関する特性を満たしていることを示せます。
政府がOpenID Foundationの仕様を含むアクレディテーション制度や適合性評価制度を設ける場合、ADT CGは2つのサービスを検討するよう提案しています。OIDFが提供する低コストの自己認証による認定プログラムと、今後開始予定のアクレディテーションプログラムです。いずれもエコシステムが利用できます。
ADT CGの回答全文はこちらからご覧いただけます。